[電脳コイル]

再放送録りだめしていたのを16話くらいから一気にみました。
後半の展開は見事の一言。
序盤の伏線が遠い昔すぎてだいぶ忘れた頃に回収されているけどw
電脳世界の怪談的空間
イレギュラー
キラバグ
この辺の世界観をしっかり回収しつつ
ハラケンとカンナの話
ヤサコがみた鳥居
電脳ペットとペット、手に触れるものだけが本物、なのか?
イサコと兄
ざらっというとそんな風に話が進んでいく。
一つ一つに結論を出しつつも、間断なく展開していく話。
多少強引にしてもわかりやすい敵味方。
最後はジュブナイルというより青春的展開だけど、青臭いのは好きです。

こと終盤一歩前で提示される「手で触れるものだけが本物」という台詞群と、
その後クライマックスに向けて語られる「手で触れなくても本物なものもある」というくだりは、
眼鏡を使った視聴覚のみに投影されるペットや遊びという世界観を使うことでわかりやすい説得力を持てたと思う。

去年の最高アニメの称号は伊達ではない。
というか、こういうものができる日本のアニメ地盤はまだまだ捨てたものじゃないな。と思います。
こういう作品は、思い出した頃に再放送すれば常にだれかを惹きつけるのではないかなぁ。
序盤から中盤のだれがきつかったが...