戯言シリーズ読了

読み始めから4日かな
西尾維新はデビュー作
戯言シリーズ
読了

短評

クビキリサイクル

テンションの高いライトノベル登場人物で真っ向推理もの。孤島密室連続殺人。第1の殺人のトリックは予想可能範囲だが二つめは無理。動機は先読めるわけ無いけど、スッキリ。主人公は大けが属性。

クビシメロマンチスト

同級生がバタバタ死んでいく。日常内密室連続殺人。主人公は嘘をついてもいいものらしい。推理小説慣れしてないのでびっくり。連続殺人を止める気がない主人公、全編通して一番黒い時代。なぜか物語と直接関係ない殺人鬼も登場。ヒロインが破格の天才なため物語に関われない悲劇。主人公はいつも最後は入院。

クビツリハイスクール

学園バトルものに転向。年不相応なテンションと容姿の準ヒロインが毎回でることが決定。前巻で死んだキャラの言い回しが作者的にツボった模様、なら殺すなよ作者。作者のマンガネタが暴走を始める。1巻では一瞬しか出てこなかった最強の請負人がレギュラーポストを獲得。

サイコロジカル(上)(下)

全てがFになるごっこ。山奥研究所密室殺人。久しぶりに正ヒロインに出番が許されるものの、状況的に口を封鎖される。最強の請負人再来。

ヒトクイマジカル

事件が起こるまでに小説半分消化。主人公以外全滅殺人。前提、探偵は犯人ではない。再登場の人物を含めて、紹介をこってりと行い、一気に墜とす。ヒロイン乱立、正ヒロイン空気になる。解決方法はバトルが標準となる。

ネコソギラジカル(上)(中)(下)

上:バトル小説に開き直る。故に、頭脳担当のヒロインは役職が主人公とかぶるため出番なし。代わりに最強の請負人が出張る。請負人がかなりのチートなので、敵がインフレする。正しくバトルマンガ。
中:いろいろ伏線を張ろうとする人はさっくり死ぬ。主人公、裏をかきすぎて裏をかかれる。珍しく、主人公が主体的に頑張ろうとするが、おおむね空回りの運まかせ。殺人鬼再登場、しかし赤色や橙というチートキャラがいるので目立てない。ヒロインが出番を危惧したのか自らの死にやすさをアピール、さらりと主人公告白。
下:ヒロイン、ついに自ら空気宣言。今更のように出番のない理由が、推理もので主人公ではない味方側にいてはいけない「天才」属性、であることに気づいたのか天才やめる発言をする。そろそろ、主人公が本格的な嫁探しをしていたので、自分の死亡フラグをたてつつ、たまにはツンてみる。しかし、赤色なみの出番はもらえず。


全部読み終わって一言。
展開が自由だなぁ。