アニメ

涼宮ハルヒの憂鬱

笹葉ラプソディ
というわけで、再放送していると見せかけて
突然だったはずの新エピソード挿入。
というのも、スタジオが思うほどのどっきりが出来なかったせい。
再放送とだましたつもりが、26話構成であること(旧作は13話)が漏れてたり
どっきりで新エピソード流して、再放送中も油断できなくさせようとしたのに、和歌山の新聞がうっかりサブタイトル書いたせいでばれたり
ネットでそこまで情報収集する人は多くないだろうけど、ハルヒの視聴者ってネット活用しそうな層だからなぁ。
まぁ、話題性という意味ではやきもきさせた時点でメディア側の勝利なので。
京都アニメーションという組織
本気でメディア発信者として勝負しているように感じることが出来て好感なんです。
商魂たくましいなぁ。

けいおん!

こちらも京都アニメーション
7話で一年消化。
今回は2年目
新キャラ登場。
原作が4コマ漫画2冊分で、それを13話でやってしまおうという腹づもり。
今回も一曲だけ新曲が出てきた。


雑談:京都アニメーション

この会社は、アニメ以外の部分での儲けが多い。
キャラクターとのタイアップによる商業展開。
やっていることは極々古典的、だけどマーケティングと目的意識がしっかりしている会社だと思う。
アニメの会社は、大抵ゲームやおもちゃとタイアップする。
あるいは、昔からの伝統として歌手やバンドかOP、EDを歌うことで名を売るとか。
でも、京都アニメーションは、視聴者層が昔と違うことを強く意識している。
ターゲットにすべきは、社会人だと
で、やつらは金はあるが時間がない=ゲームはしにくい。おもちゃは置きにくい。
やりがいやブームに餓えている=あざといくらいに祭りを演出。あるいは、イベントを起こせる素材を提供。
というわけで、キャラソン、それも大抵人気に関係なく全キャラ、ということをする。
音楽も、プロに任せる。販売順や広告展開、イベントなどももちろんする。
と言う風にすることでたかだか半年の放映を1年以上の稼ぎにするのだなぁ。

ただ、この会社はお金に汚いけど、客を舐めてはいないと思う。
自社製品が売れている理由をきちんと把握している。
根拠とか思うもの
1.作品はすべて学園もの
エロゲ原作にせよ、ラノベ、四コマにせよこの範疇。また、どんな作品でも絵柄は自分達のもので描いている。
得意なフィールドを限定しつつ、学園ものは層が厚く原作・人気ともに多い。
技術を集中することで質を向上させる。
選択と集中。最近の会社ならまず重視すること。
2.絵柄、演出。
絵柄は全部、自分たちの会社の絵にしている。原作無視というより、そうしても余り違和感のない作品を選んでいると思う。
アニメとマンガや小説の違いを演出=スピード感やカメラワーク、背景などで表現し、ストーリーや台詞はあまり変えない。
最近のアニメ全般だけど、変な視点から見る構図とか映画を良い意味で意識していると思う。